自分でネズミ駆除をしようといろんなグッズを試してみたけれども、あまり効果がなかった…というコメントを多くみます。
ネズミはとても警戒心が強く、学習能力が高いので、以前そこになかったもの(人間が仕掛けた罠)に対して警戒をし、回避してしまいます。
仲間が戻ってこなかったり、罠にかかってしまったのをみると、決してそこには近づかないと言われています。
ちょっとやそっとで駆除できる相手ではないと身をもって感じたので業者に頼んでみようと決心したものの、
「何を基準に業者を選べばいいのか分からない!!」という方は多いのではないでしょうか?
そこで、しっかりとネズミ駆除をしてくれる業者かどうかを見極めるポイントを6つご紹介します。
ネズミがいない生活に気持ちよく戻れるためのお役に立てれば幸いです。
目次
しっかり現状把握をして見積もりを出しているか
見積もりをとってもらうときは、実際にネズミ被害の状況をみてもらい、家屋の形態や侵入経路の特定などしっかり調査してもらった上でやるのが基本です。
電話先で被害状況を確認することなく見積金額を出すところはやめておいたほうがいいでしょう。
実際に目で確認することなく見積を出すところは、追加料金が発生するか、業者が苦労するかのどちらかです。
最悪、一時しのぎの施工でお茶を濁す業者かもしれません。
何をしてくれるのかを確認すること
出してもらっている見積金額で、どこまでやってくれるのかをしっかり確認することが大切です。
ここまでやってもらえると思っていたのに、その作業は料金に入ってなかったとなれば、お互い気まずい関係になってしまいます。
よくわからないからといって業者さんに任せきりにするのではなく、しっかり施工内容をチェックしましょう。
- どのような施工計画を立てているのか?
- ネズミの巣になってしまった断熱材は業者が捨ててくれるのか?
- 消毒までやってもらえるのか?
- 再発したときの保証は?保証の範囲は?
毒エサを設置しただけで終わっていないか
侵入させないための施工をせずに、ネズミ駆除が出来ますと言う業者は注意したほうがいいでしょう。
毒エサでネズミを駆除することが出来るかもしれませんが、エサがなくなった時点で新たなネズミが入ってきます。
ネズミが再発したからといってまた毒エサを投入したところで、根本的な解決にはなりません。
下請け施工業者に丸投げしていないか?
全国対応しているような大きな会社なら安心とは一概に言えません。
会社の規模が大きくなればなるほど、多くの案件をこなす必要があり、下請け業者に丸投げやアルバイトで対応することがあります。
自社で一貫して全ての施工を行っている業者と比べると、施工レベルがマチマチであり、どの業者がくるのか分からないというデメリットがあります。
窓口になっている会社がどのように下請け業者と契約を結んでいるのか、管理や教育はどのようにしているのかを確認してみるのも良いでしょう。
見積もりは複数とってから判断をする
それでもやはり気になるのはネズミを駆除するためにどれくらい費用がかかるかというところになるでしょう。
ネズミの施工は1回で終わることはなく、期間は2~4ヶ月、複数回施工を行いますので、最低でも数万円はかかります。
自分で駆除するより遥かに高い出費になりますが、再発することなくしっかりと駆除してもらえると思えば、妥当な金額だと思います。
しかし、本当にそれが必要なものなのかどうなのかを判断するのは、素人の方では難しいと思います。
だからこそ、1社で見積もりで判断するのではなく、複数の業者から見積もりをとることをオススメします。
多くの人から話を聞くことで、ねずみの知識を得ることもできますし、相談することもできます。
いくつか見積もりをとることで、ある程度の相場観が分かってくるのではないでしょうか?
見積もり額の安さで判断をしない
なるべく安くすませたい!という気持ちはよくわかります。
相見積もりをしたとき、やっぱり価格の安い方をとってしまうのは人間のサガでしょうか。
はたして、金額だけで判断してもいいのでしょうか?
ネズミ駆除は長期戦になることも多く、状況によっては数十箇所も穴塞ぎをしなければいけないこともあります。
成約欲しさに値引きをしたものの、割が合わなくなり、いい加減な作業で終わらせてしまうケースも考えられますし、もっと費用がかかるといって追加料金をとってくる可能性もあります。
価格で判断する前に、何をしてもらいたくて依頼をしようと思ったのか、今一度思い返してみてください。
- 睡眠を妨害する天井裏の音をなくしたい
- 家に棲みついているネズミを追い出したい
その想いを託す業者を選ぶ時に、「価格の安さだけを売りにしている業者」に頼むのはあまりにもリスクが大きくありませんか?
(もちろん、企業努力で安い価格で施工をしているところもあります)
価格よりも、どのような対策をとるのか、ネズミを完全駆除するためにどのようなプランを立てているのかなど、仕事への取り組み方を重視したほうがよいのではないでしょうか?
「安物買いの銭失い」にならないよう、目先の損得だけで判断しないことが大切です。