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ネズミ駆除はおうちの駆除やさんへ!―ネズミとハムスターの違い―

2019.04.21

ネズミはなぜ嫌われているの!?

世界中でも嫌われているネズミですが、そんなネズミと同じ齧歯類(げっしるい)の動物の中に、
非常に人気のあるペットとされているのがハムスターです。
これが不思議なことに、同じ種類である動物なのに、ネズミは家の中にいるだけで嫌われ、
ハムスターはペットとして可愛がられるなど、まるで別の扱いがされています。

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「害獣」ネズミとペットとして可愛がられるハムスター

一度家に棲みつかれてしまうととても厄介なネズミですが、田舎でも都会でも存在します。
戸建ての住宅では夜中に天井裏をカサカサと走り回ったり、台所や押し入れの中を荒らし、
柱や壁をかじって穴を開けたり、電気配線をかじり、あちこちに糞をして悪臭にも悩まされます。

これだけたくさん悪さをされたら、確かに好きになるのは難しそうです。
アメリカ合衆国ではゴキブリよりもネズミの方が嫌われているのだとか。

一方、もともと野生の動物だったハムスターは、人間にペットとして飼われることになっても
もともとの生活習慣や性格は、野生であった時代の名残を色濃く感じさせます。
しかしそれらも人間に害を与えるものではありません。
夜行性のため、わたし達が寝静まる頃の睡眠中に物音がしてしまう事くらいでしょうか。

害を及ぼすネズミとの共生は難しいようですが、ハムスターなら害もなく一緒に暮らせる。
これは両者の人気を分ける決定的なポイントとなったようです。

ハムスターは本来、ヨーロッパからアジアの乾燥地帯に生息していた動物で、
砂の中に穴を掘って暮らしていました。
それを我々人間が捕獲して、繁殖させたのがペットとしてのハムスターの姿です。

昔から人間の世界に密着してきたネズミと違って、もともと人間の生活圏にいなかったことで、
「ネズミの仲間」としてではなく、害のない「動物」という認識で受け入れられたと考えることができます。
このような意識の差も、ネズミとハムスターの人気の差に繋がっているのかもしれません。

ハムスター

しかしやはり、1匹のネズミを眺めているだけであれば
小さくてちょこまかと動く姿が、可愛らしいイメージがあるのではないでしょうか?

可愛らしいイメージといえば、世界各国でよく知られているキャラクター「ミッキーマウス」や、
「トムとジェリー」などアニメでも有名な多くの作品にも用いられるなど愛らしい姿を想像させてくれます。

しかし実際に自分の家にネズミが棲みつくと考えると、一気に不衛生なイメージに変わり、
食品が荒らされたらどうしよう…家自体や家具などがかじられないだろうか…
などさまざまなネズミ被害の想像がつきます。

ネズミは害獣とされていますが、「害獣」とは、人間の生活や活動などに対して害がある哺乳動物の総称で、
住宅地や人口密度の多い場所では家畜やペット以外、ほとんどが害獣と認識されるのではないかと思われます。

 

イエネズミ被害が増加しています!

最近では、大都市を中心にネズミを中心とした害獣による被害が多く、脅威をもたらしています。
ネズミはとても寒さに弱く、特に秋以降外から屋内に侵入するケースが多いのですが、
あまり人前に姿を現すことがない為目撃するなどしての発見は困難です。

しかし、足跡や糞、体毛などの痕跡や臭い、鳴き声、物音などから、その存在が確認されています。
(※これをラットサインと呼びます)
ネズミは一生伸び続ける歯を研ぐために、電気のコードや石けんなど食べ物以外でも
何でも齧ってしまい、最悪の事態では火災にまで発展するケースも少なくはありません。
さらに、都市部の動物は特に警戒心が強く、本来の学習能力の高さなどから
トラップや毒えさなどすぐに認識してしまう為、出来るだけ早い対策を取る必要があります。
こうした害獣を完全に駆除するために、建物構造の見直しがもっとも効果的です。

これまでの日本の住宅では、低くて湿気の多い場所を好むドブネズミが下水道や台所などに、
比較的乾燥している高い場所を好むクマネズミが天井裏に棲みつくなど、それぞれ生活の場を分けて住宅に棲みついていました。

特に自然の多い田舎に行けば、古くから建っているの木造一戸建てが多く、
隙間が多い昔ながらの住宅はネズミが侵入する隙間が多いことなどから、
ネズミにとって非常に侵入しやすくネズミが棲みついている住宅はあまり珍しいことではありません。

都市化が進んできた戦後は、下水道や地下街などの発展により、
低くて湿気の多い場所を好むドブネズミが非常に勢力を伸ばしました。
その後高層ビルなどの建築が盛んになり、運動能力に優れ高い場所を好むクマネズミが目立ち始めました。

ネズミ クマネズミ

↑左からドブネズミ:クマネズミ

現在の日本のネズミ被害の約9割とほとんどが「クマネズミ」によるものですが、
湿気が多くて低い場所を好み地下街などで生活していたドブネズミがどんどん住処を奪われる
形となってきており、繁華街へと進出するなど、頻繁にみられるようにもなってきています。

警戒心が強く、駆除を行う際もなかなか毒エサを食べてくれないクマネズミは、
毒エサを食べても効果がない「スーパーラット」へと進化してきています。

ただでさえ警戒して毒エサを食べにくいのに、食べても効果がないとなると非常に厄介ですが、
駆除業者も時間をかけて地道に駆除作業を行ったりしなくてはなりませんし、
新しい毒エサを開発するため研究したりと、人間も負けていられません。

被害が多いドブネズミやクマネズミは、平均して年に5~6回繁殖するといわれていますが、
都市化や利便性の発展が進む中で、住宅や高層ビルなどの室内温度が一定に保たれていることも多いため、
一般的にネズミが苦手とする寒い冬でも盛んに繁殖することが確認されており、
都市部や1年中暖かく過ごせるような比較的新しい住宅でも被害が多くなってきています。

「ネズミ被害がある」「ネズミがいるかもしれない」などご相談内容はさまざまですが、
当社では、実績豊富な駆除担当スタッフが丁寧にご説明してきますので、
気になる方や被害が発生しているという住宅の方は一度ご相談ください!

☆★取扱・業務内容★☆
・シロアリ予防、シロアリ駆除工事(バリア工法・ベイト工法)
・シロアリ見積、シロアリ点検
・イタチ駆除、イタチ対策
・ネズミ駆除、ネズミ対策
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