日本では、「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」の2種類が
建物に大きな損害を与えるシロアリの大半を占めます。
シロアリは木材内部や土中で生活しているため、わたし達が普段の生活の中で
「シロアリ被害」を意識することはあまりないのではないでしょうか。
しかし実際には、シロアリ被害は火災による被害を大きく上回り、
年間約1000億円以上のシロアリ被害にともなう費用が発生しています。
一頭一頭は小さなシロアリですが、大群で生活をするシロアリは、
気付かない間に家の重要な構造材を食害していることがあるため深刻な問題です。
普段生活する上で、床下に入ることなどないとは思いますが、
シロアリが生息していると、上の動画のような状態になってしまいます。
シロアリに食害されてしまった木材は内部が空洞化してしまい、
部位によっては建物の強度に大きな影響を与えてしまうため、
定期的な点検を行い、シロアリ被害に対してしっかりとした対策を行っておきましょう。
羽アリが発生した場合は3年以上はシロアリの被害にあっています
毎年4月から7月頃にかけて、シロアリの羽アリが飛び出してきます。
これは群の数が増えすぎた場合の数の調整や、環境の変化などによる巣別れによるもので、
シロアリ群が、子孫を増やすための行動です。
それぞれ種ごとに決まった時期に羽アリとなって飛び出し、
カップルになったオスとメスのシロアリは、すぐに翅を落とし、
新しいシロアリ群をつくるために地中へともぐっていきます。
羽アリの発生は、通常巣づくりから3年は経過していると言われています。
つまり3年以上は羽アリが発生した場所の木材内部やその周辺で
シロアリが活動をしていたということになり、被害が3年以上はあるということです。
シロアリは一頭一頭は非常に小さなものです。
ヤマトシロアリの職蟻(働きアリ)で4~6mm程度、
イエシロアリの職蟻でも4~7mm程度の大きさしかありません。
⇈左:ヤマトシロアリの職蟻 右:イエシロアリの職蟻
しかし、シロアリは集団生活を送っています。
ヤマトシロアリで数万頭以上、イエシロアリは大きい集団でなんと
百万頭以上の大集団で、いくつもの分巣をつくりながら活動をしています。
小さな個体ながらも大集団で活動することにより、
1日2日で被害が進行することはありませんが、ジワジワと年月をかけ、
家の木材を食害し、家の耐久性が低下し、資産価値も下がってしまいます。
1年に1度は定期的に点検をうけておくなど、
早期発見を心掛け、大切な家を守りましょう!!
羽アリってどこから出てくるの?
羽アリは大量に発生しますが、実際にどんなところから飛び出してくるのでしょうか。
羽アリの主な発生箇所 | |
隙間 | 柱に直接穴を開けて〝シロアリの可能性大〟 |
柱や壁・天井などの隙間 | |
床板と幅木の隙間 | |
コンクリート等の隙間 | |
割れ目 | 浴室のタイルの割れ目 |
玄関タイルの割れ目 | |
コンクリートの割れ目 | |
その他 | 庭、駐車場、道路、山、草むら等家の中以外でも |
羽アリの主な発生箇所は上記の通りです。
シロアリは光や風を嫌うため、普段は光が届かないような場所で活動し、
羽アリとなって外へ飛び出す場合には、目が見えないシロアリは
明るい方向へと向かう習性があります。
わずかな隙間や割れ目などから大量に発生するため、
「発生箇所に殺虫剤を!」と考えがちですが、絶対にしないようにして下さい。
発生箇所に殺虫剤などをスプレーしてしまうと、危険を察知した羽アリや
シロアリが進行方向をかえ、かえって被害範囲を広げる恐れがあります。
調査や駆除が困難になってしまうので、出来るだけ放置し、
必要であれば発生箇所をテープで塞ぐなどの応急処置をしておきましょう。
出てきた羽アリは、掃除機などで吸い取るなどして対処しましょう。
羽アリが発生した場合や、一度も調査を行ったことがない場合、
その他各種ご相談に関しましては、お問い合わせフォーム、
お電話、チャットよりご連絡ください。
おうちの駆除やさんではお客様第一主義としています。
お客様のご要望に出来るだけ添えられるよう休日・営業時間外でも対応できる体制を整えています。
羽アリ・シロアリの無料点検で大切なお住まいの状態を把握されておけば安心です。
点検についてはシロアリ防除の資格保有者がお伺い致します。
デジカメで床下の状況を写真に撮り、テレビで確認が出来、
お客様に分かりやすい詳細の説明を致しますのでご安心下さい。
問合せにつきましては、弊社HPのお問合せフォームに記入して頂くかお気軽にお電話下さい。
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