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【バリア工法】地中から侵入するシロアリをシャットアウト

家の木材を加害するシロアリは普段、木材内部や土中で生活をしています。

ひとことで「シロアリ」と言っても、多くの種類が存在し、
日本では22種前後のシロアリが生息していることが確認されています。


「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」は日本でのシロアリ被害の
約99%を占め、ほぼ1年中活動を続けています。

ヤマトシロアリ イエシロアリ

左:ヤマトシロアリ 右:イエシロアリ

日本でのシロアリ被害は主に上記2種による被害ですが、
近年では日本各地で「アメリカカンザイシロアリ」による被害が
メディアでも報道されるなど被害報告が多くなってきています。

アメリカカンザイシロアリアメリカカンザイシロアリ

日本のシロアリの、住宅への侵入ルートは約8割が「地中から」で、
床下がコンクリートであろうと建物に侵入してきます。

コンクリートの亀裂、ひび割れ箇所や、直接穴をあけたり、
各配管等の隙間などから侵入するケース、断熱材内部や
基礎との接着面から侵入するケースなどさまざまです。

床下がコンクリートだからと安心せず、
定期的な点検を行い、シロアリ被害を予防しましょう。

また戸建だけでなくアパート、マンション等でも被害は発生します。

ほとんど木材を使っていないと思われる構造の建物は
シロアリの被害にあわないと思っている方が多いと思いますが、
軽量鉄骨造や鉄筋コンクリート造などの住宅でも木材は使用してあります。

ほとんどのシロアリ被害がヤマトシロアリ・イエシロアリによるものであるため
常に土の中に生息しているこの2種は、地中より建物に侵入してくるのです。

もともとシロアリは「益虫」と言われ、自然界の枯れた木材や
落ち葉などをエサとして、自然サイクルの中で大切な役割を果たしています。

シロアリの画像1 シロアリの画像2

「セルロース」という木材の主成分を栄養分とする数少ない生き物で、
枯死植物である倒木などを土に還すため〝森の分解者〟と呼ばれています。

また地球上で最も数の多い昆虫と言われ、自然界では
シロアリがいなければ生態系が成り立たないと言われるほど重要な役目を担っています。

シロアリがなぜ地中から建物へと侵入してくるのかというと、
「常にエサとなる木材を探し求めているため」です。

シロアリが好む場所  
エサがある場所  エサとなる木材があればどんなところでもOK 
水分がある場所  ジメジメとした湿気が多い場所 
心地よい環境  暗くて湿気が多い場所・アリなど外敵がいない場所・光や風がない場所

熱帯・亜熱帯地方の森林地帯で集中して分布していたシロアリは、
さまざまな環境の変化、気温の変化などに加え、本来の生息地帯から
生息していなかった土地への流入などによりどんどん分布を広げ、
そこへ、わたし達人間が山を切り開き、そこに家を建てるなど開拓していき
山の木なのか、家の木なのかシロアリ達は選ぶわけもなく、
分からないままエサとなる木材を食べ続けていき、家の食害が始まったようです。

侵入ルートは約8割が地中からとなっていますが、
その他は4月から7月頃に巣から子孫繁栄のためや、
環境の変化によって飛び出してくる「羽アリ」によって
新しくペアを組み、ペアとなった羽アリはすぐに翅(はね)を落とし、
地上から地中へと潜り込んで、どんどん繁殖し家の木材を食害します。

ヤマトシロアリの羽アリは4月、5月頃の午前中から日中にかけて、
イエシロアリの羽アリは6月、7月頃の夕方から夜にかけて群飛します。

 

シロアリ防除の方法

シロアリ駆除やシロアリ予防には
「バリア工法」と「ベイト工法」があります。

バリア工法 ベイト工法
バリア工法のイメージ1 ベイト工法のイメージ1
バリア工法のイメージ2 ベイト工法のイメージ2
従来からの工法で、薬剤を散布しシロアリが侵入しないようバリアを張る工法。
1度行えば5年はシロアリの侵入を防ぐことができ、被害箇所への即効性が期待できる。
家の周囲や被害箇所に直接シロアリのエサとなるベイト剤(毒エサ)を仕掛ける工法。
仲間へエサを分け与えるシロアリの習性を利用し、薬剤を巣へと持ち帰らせ薬剤を食べた脱皮しないと生きていけないシロアリの脱皮を阻害し巣を根絶に導く。

どちらの工法を選択するのかは、お客様のライフスタイル、家の構造、被害の状況、
お客様の希望等により変わり、専門的な知識とこれまでの経験を活かし
それぞれのご家庭にあった最善の方法をご提案いたしております。

 

地中から侵入するシロアリをシャットアウト

地中から侵入するシロアリに対し、侵入経路となる床下や木部に
薬剤を散布することで侵入ルートにバリアを張り、
シロアリを侵入できなくする方法が「バリア工法」です。

 

バリア工法は駆除の即効性に優れており、5年間の薬効があります。

従来からある工法で、シロアリの食害がすすんでいる場合や、
即効性を望まれる場合、定期的な消毒(5年毎)を行いたい場合、
なるべく費用もかけたくないという方にオススメしております。

シロアリ防除  【バリア工法】
バリア工法 木部処理のイメージ1 ①床下の状況に合わせて土台や束柱などにドリルで穴をあける
②しろあり用の薬剤を専用の工具で穴に注入して浸透させる
(これを穿孔注入処理という)
③美観上及び薬剤の浸透効果を高めるために木栓を穴に打ち込む食害が始まっている木材や浴室の土台など、被害にあいやすい場所には念入りに吹付け処理を行う
バリア工法 木部処理のイメージ2 一番被害にあうのは、シロアリの主食である木材。薬剤の有効成分が屋内へ発散する可能性は極めて少ないため、お客様は通常通り生活してOK。
バリア工法 土壌処理のイメージ1 ①床下地面に薬剤のバリア層をつくり、しろありの侵入を防ぐ
②土壌の表面やコンクリートの表面、基礎部分や束石周りに薬剤を散布する
バリア工法 土壌処理のイメージ2 しろありの大部分は床下の土壌から侵入してくる。

バリア工法 上周り処理のイメージ1 ①浴室などの入口部分に穴をあけ、薬剤を注入する
②床下処理と同様に木栓をする
バリア工法 上周り処理のイメージ1 浴室・玄関・勝手口などは床下部分がふさがれていることが多く、床下からの処理では十分に効果が見込ないため、こういった場所は床上より処理をする。
※被害にあいやすい箇所は、壁の中にも薬剤を注入。極力目立たない箇所を選んで工事をするので、工事後の見た目も気にならない。

当社ではシロアリ駆除・予防施工時には
シロアリ防除施工の確実性と安全性を確保し、防除の万全を期することを目的とした
「しろあり防除施工士」の資格保有者であるスタッフが施工いたします。

薬剤の効果は約5年です。
当社で取り扱っているシロアリ薬剤は、
社団法人日本しろあり対策協会認定の薬剤を使用しています。

シロアリ防除施工士の資格保有者が、
正しい方法で薬剤を使用し、より安全に使用できる薬剤です。

以前のシロアリ防除のように強い薬剤を使用すると、
家を守ることは出来ますが、環境や人体へのリスクが必然的に上がります。

当社で取り扱っているしろあり防除の薬剤は、
有効成分が非常に微小なマイクロカプセルで包まれており
昆虫の口腔内で潰れ、鳥類や哺乳類などの温血動物では壊れないような仕組みになっています。

※化学物質過敏症の方やアレルギーをお持ちの方で不安な方には
薬剤を少量かつ安全にシロアリの駆除が行えるベイト工法もありますので
詳しくはお気軽に担当スタッフまでお尋ねください。

定期的に床下等を点検し、シロアリ被害を最小限に食い止めましょう。

 

おうちの駆除やさんではお客様第一主義としています。
お客様のご要望に出来るだけ添えられるよう休日・営業時間外でも対応できる体制を整えています。
羽アリ・シロアリの無料点検で大切なお住まいの状態を把握されておけば安心です。
点検についてはシロアリ防除の資格保有者がお伺い致します。
デジカメで床下の状況を写真に撮り、テレビで確認が出来、
お客様に分かりやすい詳細の説明を致しますのでご安心下さい。
問合せにつきましては、弊社HPのお問合せフォームに記入して頂くかお気軽にお電話下さい。

☆ 更に満足の4つの安心
※1年に1度の定期点検 (5年間無料点検・報告書作成・デジカメによる確認)
※シロアリ再発時・無料再消毒
※施工前後の施工写真付き
社団法人:日本しろあり対策協会認定のしろあり防除資格者がお伺い致します。

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